人間を含む多くの生物が保有するというサーチュイン遺伝子は、老化の原因といわれる活性酸素の
発生を抑制し、免疫細胞の暴走を食い止める機能をもつ。その結果、老化の進行を遅らせることができ、
寿命を延ばすことにつながるというのだ。
番組でもコメントしたガレンテ教授が続ける。
「サーチュインは普段は眠っている状態にあります。しかしその機能を最大限に引き出すことができれば、
動脈硬化やアルツハイマー病など、加齢に伴う病気の発症を遅らせることができるんです」
さらに現在までの研究では、認知症や加齢性の難聴、しみ、しわなどの進行も抑制する効果が
あるといわれている。まさに「不老長寿」を司るような遺伝子なのである。
そんな人類の希望を背負った「長寿遺伝子」を宝の持ち腐れにしないためには、サーチュインのスイッチ
をONにしなくてはならない。その方法として『NHKスペシャル』では、「カロリー制限」をあげている。
根拠として紹介されたのは、アメリカ・ウィスコンシン大で20年以上にわたり実施されている、アカゲザルの
実験だ。同大の研究チームは、アカゲザルを2群に分け、一方のグループに与える食事量だけ通常より
30%減らし、互いの比較データを取り続けたという。
現在、アカゲザルたちは人間で言えば70歳を超える高齢となっている。一般的なカロリー量を与えられた
グループは、その半数が死んでしまったが、カロリーを制限されたグループは、なんと8割以上がまだ生きている
というのだ。
フロリダ大学加齢研究学部助教授の染谷慎一氏は、自身の研究結果をもとに解説する。
「同様にサーチュイン遺伝子をもつマウスでも、カロリー制限されたほうが必ず長生きする。やせていて、
生活習慣病の発症も遅く、健康状態が長く保てる。カロリー制限というのは、ありとあらゆる生物に
保存されているメカニズムなんです。昔は飢饉状態が必ず来た。サーチュインは、その時に生き残るために、
エネルギーの使いすぎを抑え、そのストレスに反応して活性化されるようです」
染谷氏のグループによるマウスへの実験では、カロリー制限によって、加齢による難聴の発症が抑えられる
ということも判明している。

NHKの報道で報じられたサーチェインと呼ばれる長寿遺伝子は2つの大きな役割を持っています。
その一つは細胞の中のミトコンドリアで発生する活性酸素の産生を抑制し、最終的に水にしてしまう役割ですが、これこそ正に丹羽医学博士が世界で初めて発明し開発した「SOD様食品ニワーナ」の役割なのです。
2つ目の免疫力を調整する役割も当社で扱っている、松田忍医学博士が発明・開発した「藍プロポリスA」「藍の力」「藍プロポリス・エクセレント」の3製品が担っています。
つまり、丹羽博士の「SOD様食品ニワーナ」と松田博士の「藍プロポリスA」を摂取しますと、30%カロリーオフの飢餓状態を無理して作らなくても長寿遺伝子の役割が生体内で作られるということになる訳です。
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カロリー制限が効果あり
東海大学医学部抗加齢ドック教授、久保明氏が言う。
「エネルギー摂取量が過剰になった時と、逆に制限した場合では、体内では異なる反応が起こります。
カロリー制限が人体にどういう影響を与えるかという研究は昔から行われてきました。’06年には、6ヶ月間、
カロリーを70%にする実験が行われ、動脈硬化が抑制されるという研究もあります」
現代の日本人の摂取カロリーは、男性で1日2100〜2200kcalといわれる。その7割、1500kcal程度の
摂取量を想定すると、腹七分程度でやめ、甘いものや油っこいものは、当然我慢が必要だ。しかもサーチュインの
活性化には食事量を継続して制限することが必要で、一度満足に食べてしまうと、すぐにOFFの状態に
戻ってしまうというのが歯がゆい。
久保氏は、カロリー制限の効果を認めながらも、ただ闇雲に行うのは危険だとも言う。
「急に食事量を減らしすぎると、骨や筋肉に悪影響を及ぼすことも考えられます。
高齢になると、サルコペニアという筋肉量が減少する症状が進行して、こけただけ寝たきりになってしまう。
これを防ぐにはタンパク質はもちろん、カロリーを摂らなければならない。いくら長生きしても、筋力が低下し、
歩くこともままならない状態では老後も楽しくない。カロリー制限をすることには、こうした相反する問題も
あるんです」
では食事を我慢する他に、サーチュインを活性化する方法はないだろうか。『NHKスペシャル』では、番組
の最後でレスベラトロールというポリフェノールの一種を取り上げ、マウスの持久力が上がるという実験結果を
紹介していた。人間に投与すると血管が若返り、記憶力がアップすることも提示している。
札幌医科大学医学部薬理学講座教授の堀尾嘉幸氏が説明する。
「カロリー制限したときと同じように、サーチュインを活性化させるのではないかといわれているが、レスベラトロール
という化合物です。ブドウの皮や赤ワインに含まれるポリフェノールの一種で、代謝を高めて脂肪を燃焼させる
働きがあります。また、インシュリンの働きを促す作用もあるため、血糖値を下げ、糖尿病や動脈硬化を抑制
する効果もある」

現在当社では、このレスベラトロールというサプリメントの有益性を検証しております(2011年7月1日現在)。
有益性が立証された場合、当社の製品に追加することになると考えます。ご期待ください。
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寿命を延ばす薬
以前「フレンチ・パラドックス」という現象が話題になったことをご存じだろうか。ワインを大量に消費するフランス人は、
脂肪摂取量はアイルランドやデンマークなどと同レベルなのに、心筋梗塞による死亡率が、欧米の主要国の
中で最も低い。そのため赤ワインに含まれるポリフェノールが、生活習慣病の予防になるのではないかと多くの
科学者が研究に乗り出した。堀尾氏が続ける。
「フランス人の大人は1日500mlぐらいの赤ワインを飲んでいる。通常、アルコールの大量摂取はよくないのですが、
フランス人の場合は、その常識があてはまらなかった。その原因が赤ワインに含まれるポリフェノール、つまり、
レスベラトロールの効果によるものだろうといわれているのです」
心筋梗塞だけではない。レスベラトロールには、認知症の予防や改善効果もあるという。名古屋市立大学
大学院医学研究科教授の岡嶋研二氏は、レスベラトロールが脳機能の改善に効果があると主張する。
「マウスに、レスベラトロールを多く含む赤ワイン2mlを3週間、毎日与え続けました。その結果、脳の中の
記憶を司る海馬と呼ばれる神経細胞が、レスベラトロールを飲まないマウスに比べて2倍に増加していた。
迷路でゴールにたどりつく時間も、訓練開始から5日目に、飲まないマウスの半分になった。効果がどこまで
持続するかはまだ課題ですが、レスベラトロールが伝達物質を通して、脳に影響を及ぼしていることを確認
しました」
すでにアメリカなどで、サプリメントとして広く浸透しているレスベラトロールだが、日本でも人体への治験に
向け、いくつかの製薬会社が動き始めている。
たしかに、空腹を我慢してカロリー制限するよりも、サプリメントを飲むほうが、はるかに簡単だ。しかも好きな
ものを好きなだけ食べていいとなれば、なおさらだ。だが、そうそううまい話ばかりはない。
ワシントン大学のルイジ・フォンタナ教授は、こう警告する。
「レスベラトロールが寿命を延ばしたのは肥満のマウスだけで、普通の体重のマウスは寿命が延びなかった。
レスベラトロールはポリフェノール性の分子ですが、高濃度のポリフェノールはある種の細胞にとっては有毒でも
あるのです」
ガレンテ教授とともにサーチュイン遺伝子を発見し、今回の『NHKスペシャル』制作にも携わった、ワシントン
大の今井眞一郎教授は言う。
「レスベラトロールのような物質を使ってサーチュインを制御する方法は、確かにまだ開発段階です。ただサーチュイン
の活性を外側から促す薬は、5〜10年のうちには実現できる。20年も30年も先のような夢物語ではありませ
んよ」

当社コメント(1)にもありますように、当社の丹羽博士が発明・開発した「SOD様食品ニワーナ」と松田博士が発明・開発した「藍プロポリスA」の2製品が世界に先駆けて、すでに日本で完成しております。ご注目ください。
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ただ、「単純に薬を飲めば寿命が延びると考えてはならない」と今井教授は釘をさす。
「重要なのは、ただ寿命を延ばすのではなく『ヘルス・スパン(健康な期間)』をより長く過ごすことです。
そういう意味でも、サーチュインを刺激して老化を防ぐには、特効薬に期待するより“腹八分目”と“適度な
運動”を続けることが、ずっと効果的なんです」
寿命は延びる。そして、それを手助けしてくれる薬も近い将来できるかもしれない。しかし、薬ばかりに頼る
のではなく長寿国・日本の原点である「腹八分目」の教えを、もう一度想起してみてはいかがだろうか。