ガン(癌)

メインイメージ「活性酸素が原因でおこる病気」

 

1981年に日本における死亡原因の第1位になったガンはその後も増加の一途をたどり現在においてもその地位は変わっていません。
1996年時点でガンで亡くなった人の割合は国民全死亡者数の30.4%となり、国民の4人に1人がガンで亡くなっているということです。

昨今、ガンに関しては日本はもちろんのこと世界中の医学者、化学者、生物学者による研究、開発によってかなりのことが解明されました。治療法もここ10数年格段の進歩を遂げています。早期発見、早期治療で多数のガン患者が命を救われています。しかし「ガン」は減ってはいません。むしろガン患者に罹る人はますます増える傾向にあります。

 

ガンは遺伝するのか?

よく私達は「私の家系はガン系統なの。」とか「祖父も父もガンで亡くなったから私もきっとガンで死ぬよ」といった会話を聞いた経験があるかと思います。果たして本当にそうなんでしょうか?
結論からいいますと、99%遺伝しませんといっても過言ではないと思います。但し例外としてごくわずかですが小児の目とか腎臓に出来るガンで遺伝するものがあります。

もうひとつ言えることは、ガンそのものが遺伝するわけではないのですが、ガンの出来やすい体質は遺伝することがあります。例えば、大腸に多くのポリープができやすく、それがガンに発展するケースとか、皮膚ガンになりやすい皮膚の病気を体質的に遺伝しているなどです。

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ガンは遺伝子の突然変異でできる

私達の体は60兆個の細胞で構成されています。私達の体を形作っている細胞を「体細胞」といいます。この細胞は古くなると死んでいき、約200日で新しい細胞に生まれ変わります。このような細胞は常に新陳代謝を繰り返しています。細胞の中には「核」と呼ばれる部分があり、その中に遺伝情報を伝えたり、人体の各部分の形成に重要な役割を果たしている「遺伝子」が入っています。

遺伝子はDNA(デオキシリボ核酸)という物質でできており、遺伝子情報のすべてのプログラムが書き込まれています。この遺伝子が正しい情報を伝え、正しい機能を果たすことによって、体の細胞は正常な働きをし、形や性質がまったく同じ新しい細胞が形成されていくのです。細胞の再生は、いつ、どんなタンパク質を、どれだけの量、どのように生産するかなどについて、遺伝情報のとおりに狂いなく、体全体の設計図として構成されていなければなりません。

ところが、この遺伝子が何らかの理由で傷つけられると、DNAに障害が起き、遺伝子情報に誤りが生じて、たんぱく質の合成に狂いが生じるのです。そうすると、細胞の再生が正しく行われなくなり、細胞は「突然変異」を起こします。この「突然変異」を起こした細胞が「ガン細胞」なのです。じつは、私達は遺伝子の中の正常な細胞をガンにしてしまう「ガン遺伝子」を生まれながらにしてもっているのです。

こうして傷つけられ目覚めた「ガン遺伝子」は周りの細胞を取り込み、どんどんガン細胞に変異させていきます。こうしてガン細胞は分裂、増殖を無限にはじめガンを発症させるのです。

 

活性酸素が遺伝子を傷つける

ガンが段階を経て発症していくというメカニズムがあります。まず最初に遺伝子のDNAに傷つけるものがいて異常を生じます。これが最初の段階で「イニシエーター」といいます。さらに傷つけながら細胞のガン化を促進し、細胞分裂を促進していきます。この第2段階を「プロモーター」といいます。ガン化した細胞はさらに猛烈な勢いで増殖していきます。この第3段階を「プログレーター」といいます。
活性酸素はこの第1段階と第2段階で深く関わっています。

自動車の排気ガスや食品添加物などに含まれている多くの発ガン性物資が細胞の中に入ってくると、活性酸素が発生します。そして活性酸素が細胞を傷つけながら、どんどん中へ入り込み遺伝子のDNAを攻撃します。こうして傷つけられた細胞は突然変異を起こしてガン細胞へと変身していくのです。そうしてガン細胞が連鎖反応を起こし無限に増殖していくのです。 このように、ガンの発症には活性酸素が深く関わっているのです。

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ガンは予防できるか?

米国では、国立ガン研究所がガンの8割は本人自身のライフスタイルしだいで予防できると発表しています。そしてその中で最も重要なのがタバコと食生活であるといっています。米国人のガン患者の30%が喫煙、35%が食生活によって発ガンしていると推定されているからです。

日本人に多い胃ガン、大腸ガン、肺ガン、乳ガンなどは食事やタバコが原因と考えられます。ということは日本人も食生活などの生活習慣を変えることによって、ガンの8割は予防できると考えられます。要はいかにして活性酸素が体内で発生することを防ぐかということです。

ガンを防ぐための12ヶ条(国立ガンセンター監修「ガンを防ぐための12ヶ条」より)

  1. バランスの取れた栄養を摂る
  2. 毎日変化のある食生活にする
  3. 食べすぎは避け、脂肪は控えめに
  4. 酒はほどほどに
  5. タバコはやめる
  6. 食べ物から適量のビタミンと食物繊維を多く摂る
  7. 塩辛いものは少なめに、熱いものは冷ましてから
  8. 焦げた部分は避ける
  9. カビの生えたものに注意
  10. 日光に当たりすぎない
  11. 適度にスポーツをする
  12. からだを清潔に

 


丹羽博士の著書より 〜活性酸素が原因となる病気について

「クスリで病気は治らない」(みき書房)
第1章「日本、この薬品公害の恐ろしい現状」


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【癌】

 

癌の治療は、皆殺しの療法である

死に至る病として、難病の中でもっともポピュラーで代表的なものに白血病も含めた癌が挙げられます。これは、ある程度全身の組織から隔離されているある種の癌(子宮癌、直腸癌、乳癌、甲状腺癌)をのぞいて、現在医学の化学薬品や放射線で癌細胞を叩き殺そうとする治療方法では、癌なんて治らないのが当たり前です。

それは、人間の身体の中に人間の正常な細胞の数十倍も力の強い岩のような細胞が、人間の正常な細胞と共存して生息しているからです。癌を殺す薬なんかいくらでもあります。ただ、人間の正常な細胞が、癌細胞に殺されるよりも先に殺されてしまうだけのことなのです。このような化学療法、放射線療法を”total killing”の療法と呼びます。

私(丹羽博士)は、自分の子供を白血病で亡くしていますが、子供の死に様と同様に癌患者の臨終を何百人と見てまいりました。その結果として言えることは、癌患者の大半の直接の死因は癌で死んでいないということです。何とか癌を叩き潰そうとして必死になって投与した抗癌剤や放射線の副作用で死んでいっているのです。これはどんな大病院に行っても同じです。

皆さんの中には”丹羽の病院のような小さな病院では治らないだろうけど、立派な大学病院に行ったら、癌センターにいったら、癌は何とか治るのではないか”と淡い希望をもたれる方もいると思いますが、一部の癌を除いて、ほとんどが期待できないのが偽らざる現実なのです。

私(丹羽博士)のかわいい子供は小学校2年生で急性骨髄白血病になり、1年3ヶ月の悲しい、苦しい、闘病生活を経て、臨終前のベットの上で、のた打ち回り、癌細胞に眼球は前方に突き出され、全身の皮膚表面には抗癌剤のための血小板減少症で、死人そのものの出血斑を生じ、この世の地獄絵図を見ながら、亡くなっていきました。子供の入院先の主治医は”丹羽先生の子供だから何とかしなければならない”と抗癌剤を必死になって打ち続けてくださったのです。

当時既に国際医学会の最先端の生化学実験をやり、最高水準の医療を熟知していた私(丹羽博士)の”愛児の死に様”がこれです。私(丹羽博士)は、自分の子供の無残な最期をこの目で見て”大学病院が、癌の専門病院が何になるか”と現代医学、最先端の医療の空しさをいやというほど思い知らされたのです。

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毒ガスの実験から生まれた抗癌剤

この話は、素人の皆様にとっては真にショッキングな話ですが、癌患者さんの大半に用いられている化学療法(chemotherapy)即ち、抗癌剤の注射や内服剤の始まりはと申しますと、1942年第二次世界大戦の時、アメリカの化学兵器(毒ガスや細菌)研究チームの一員であった、エール大学のギルマン博士が毒ガスを開発していて、そのとき作っていた ナイトロジェンマスタードという毒ガスを使った殺人実験で、実験室で同じく実験中だった悪性リンパ腫のネズミが誤ってその毒ガスを少量吸ってしまったところ、ネズミの悪性腫瘍が縮小したのでした。

それをヒントにして、”そうだ、これを癌患者に薬(抗癌剤として)使おう”ということになったのです。今でも、癌の教科書にこの毒ガス「ナイトロジェンマスタード」は、はっきりと抗癌剤の一つとして記載されています。抗癌剤に癌は当然のこととして抵抗しますが、”これでもかこれでもか”と抗癌剤を使えば、人間が先に殺されてしまうのは至極当然のことなのです。

 

放射線療法・コバルト療法は小型原子爆弾の投下である

放射線の動・植物の皆殺しメカニズムは、図1のように図示しますように、放射線が動・植物の中枢の中枢である細胞の核の」遺伝子のところにOH・という活性酸素を作って、遺伝子などを形成している核酸蛋白であるDNAを溶かしてしまうため、動・植物はひとたまりもなく皆殺しになるのです。
放射線、化学物質の細胞障害
癌に使う放射線治療も癌細胞の核のDNAをつぶそうとして、放射線を照射するのですが、周囲にある人間の正常な細胞も、それ以上の被爆を受けてしまうわけです。また、抗癌剤の一部にブレオマイシンとかアントラサイクリン系の薬剤がありますが、これも放射線と全く同じメカニズムで(動・植物はもちろん)、癌細胞の核の遺伝子のDNAにOH・を発生させ、これを溶かしてつぶし、癌細胞を殺しますが、癌より力の弱い周囲の正常な細胞は、より強い破壊を受けて、いわゆるtotal killingで癌より力の弱い正常な細胞の方が先に死んでしまうのです。

ですから当然のこととして放射線の使用量、使用回数には、厳しい制限があり、癌が全滅しない前に途中で治療を中止しなければならないので、癌細胞は再びその力を盛り返し、結局”何にもならなかった”という結果になります。

それに”何にもならなかった”だけならまだよいのですが、その治療の間、癌細胞より力の弱い人間の正常な細胞は癌細胞よりはるかに強力なダメージを受けるため、体力の低下と生まれつき持っていた癌に対する抵抗力も低下してしまい、また次に述べるように放射線療法に生き残った人間の正常な細胞に新しい癌が発生するのです。化学療法の抗癌剤使用の場合も、メカニズムは今説明しました放射線と同様なので、全く同じ結果が生じるのです。

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放射線療法や化学療法は癌を叩き、新しい癌を作っている

実はこれらの放射線や抗癌剤には、もう一つの予想しない落とし穴があります。原子爆弾の放射線が、細胞の中枢の核のDNAをOHで溶かして死滅させることはすでに述べたとおりですが、では大量ではない放射線(細胞の核のDNAが溶解してしまわない程度の量)を浴びた細胞はどうなるかといいますと、死滅は免れますが、DNAにのっている大切な遺伝子が傷ついてしまうのです。

従って、放射線治療をされて生き残った細胞(癌で放射線療法を受けられた患者さんの体内の正常な細胞ですから、そのほとんどが放射線を被爆したけれど、この死なない程度に放射線を浴びて生き残った細胞ということになります)はやはり、核のDNAの遺伝子が傷ついたままで生存し、この遺伝子の傷は奇形、さらに発癌の原因になるのです。

皆さん、原爆投下で生き残った爆心地近くにいた人、原子炉の事故でその周辺で生き残ったひとは、どうなりましたか?
被爆放射線量が大量でなかったため、細胞の核のDNAが溶かされてしまうことはなく、死は免れましたが遺伝子が傷ついたまま生き残り奇形、発癌が増加していくことは皆様にはよく理解して頂けると思います。
まさに”死ぬも地獄、生きるも地獄”のたとえなのです。

放射線で、あるいはプレオマイシンやアントラサイクリン系の抗癌剤(この2種類の抗癌剤は非常によく使われています)で癌患者さんの治療をし、人間まで殺してしまうほどの量の放射線や抗癌剤を使わない場合、癌の治療で放射線を浴び、抗癌剤を注射された人の体内の正常な細胞は、ちょうど原爆投下、原子炉の事故で生き残った周辺の人々の細胞と全く同じで、体内の正常な細胞は完全に溶かされ死滅させられていないが、遺伝子が傷ついたまま生き残って生存し奇形へ、また変異原の発生で新しい癌へと発展していくのです。

皆さんは、現代西洋医学による癌の治療は、一生懸命苦労して癌を叩きながら、また、他方でせっせと新しい癌を作っているのです。大量の放射線治療や、抗癌剤で死んでしまうのももちろん困りますが、癌の治療をしながら新しい癌をさらに作っているとは全く恐ろしい落とし穴なのです。癌は死亡率が高く、他に治療法がないため、こういう”前門の虎”(量が多いと副作用で死亡)、”後門の狼”(量が少なく被爆正常細胞が生き残ると発癌)の治療が許されているのです。

素人の皆さんはもちろん、現場のお医者さんの中でも、大勢の先生方々はこの後門の狼をご存じなく、癌患者さんの治療に、検査に、年に何回も放射線(レントゲンやCT撮影に胃透視)を使われておられる方々が多いようで、こう考えてみますと現代医学は一つ間違えば本当に危険で恐ろしいものだと実感されると思います。

後述しますが、平成6年9月の『朝日新聞』の阪大外科の藤本講師約800人の胃癌手術後の患者を10数年間者長期にわたって追跡調査をした結果、抗癌剤を服用させた患者の方が服用させなかった患者より、はるかに高率で新しい癌の発生がみられたと学会で発表した記事が掲載されていました。なぜ、抗癌剤で新しい癌が発生したかという原因の理論や研究には触れていませんでしたが、この藤本講師の臨床報告は”抗癌剤は癌を叩いて、新しい癌を作る”という私の科学的論拠を実際に患者に如実に証明してくれたといえます。

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癌治療学会の抗癌剤の有効率の定義がおかしい

以上述べてきましたように、一部の隔離された癌を除いて癌患者の大部分は、苦しんでなくなっているにも拘わらず、新しい癌の治療薬がどんどん認可されていき、その上、癌(治療)学会で発表されてる癌の治療効果は非常によく、一般の皆さんにバラ色の希望を与え、極端な場合、今にも癌が征服されそうなことまで、真実を理解しておられない一部のジャーナリストによって報告されています。

何の専門的な知識もない皆様は、それをうのみにしてしまわれますが、現在、癌治療学会で定めている”ある薬が効いた/効かなかった”あるいは”治療が成功した/しなかった”という判断基準を簡単に申し上げますと、最も、よく効いた”著効”と判定するには、ある抗癌剤や、放射線治療を使っての癌の大きさ(これはレントゲンを始め最近CTやMRIが開発されて測定可能です)が全て消滅して、その消滅期間が4週間以上つづいた場合。次に”有効”と判定するには腫瘍の大きさのが50%以上消失し、それが4週間以上続くという規定があります。

この定義、全くどうかしているとおもいませんか? 私(丹羽博士)が開発した天然の制癌剤などは、長期投与でかなりの成果を挙げていますが、きつい化学薬品と違いますので、短期間で腫瘍が半分になったりすることは絶対に不可能です。ただ、腫瘍がそれ以上大きくならなかったり、何ヶ月か後に、徐々に小さくなっていき、実際に副作用で苦しみ抜くようなことは起こりません(多くの末期患者さんが私の病院で亡くなっていきますが、亡くなった場合も、ほとんど全員の患者さんが、抗癌剤でその末期に味わう苦しみを経験せずに安らかに、亡くなっていきます)。

きつい化学薬品や放射線ならば、腫瘍の大きさが一時的に50%以上消失することは何でもないことです。ただ、治療を中止すれば必ず癌は大きくなり、また、きつい抗癌剤を使う、それを繰り返しているうちに人間が苦しんで死んでいくのです。大切なことは、その後どうなるかが大事なのです。

皆さんは、今の癌治療学会の判定基準を決して甘い夢を見ないようにしてください。またある一面では、この癌治療学会の判定基準は、まさしく現代の副作用の抗癌剤や放射線の本当の姿を如実に象徴しているように受け取れます。
 
(株)日本抗酸化のHPは(株) 日本抗酸化独自のコンテンツや製作によるものです。また丹羽博士の著作物
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